普段の業務の見方を変えてみる

運営本部
半田裕也
2021-10-11

夏のミュージカルが延期公演含めて終了いたしました。
まずは改めて、出演者の皆様、保護者の皆様、携わっていただきました全関係者スタッフ様に改めて感謝申し上げます。

難しい状況下の中ではありましたが、エンターテイメントの力というのは本当に偉大だなと感じました。
私自身は主に舞台美術、音響、照明など裏方周りの業務にあたっていましたが、様々制約がある中でいかにスムーズにかつ、
クオリティー担保をしながらどのようにすればいけるのか?と模索する日々でした。

難しい事は難しいと言い切っていいものなのか、いや!でもこうしたら絶対いける!なのか。
私の職責として柔軟に出来る限り対応しながら時間・コスト・クオリティーのバランスを見ながら挑んだ夏でした。

その中で、昔に一度拝見したイソップ童話をふと思い出しました。

イソップ童話で【三人のレンガ職人】と言うお話があります。
もしかすると知っている方もいるかもしれませんが、このお話が簡潔に、

旅人が旅の途中で、三人のレンガ積みに励んでいる職人と出会います。
旅人はそれぞれの職人に「何をしているのですか?」と話しかけます。

職人たち三人の回答はバラバラです。

・1人目:辛そうに「レンガを積んでいます」

・2人目:必死な様子で「壁を作っています」

・3人目:イキイキと「歴史に残る偉大な大聖堂を作っています」

と3通りの回答です。

この中で最もモチベーション高く、良い仕事をするのは皆様お分かりかと思いますが、
当然3人目の職人となります。

自分が与えられている作業の中で、作業の先にある目標が明確にあり、積極的に仕事に貢献しようとする姿勢があります。

この話を思い出した時に、自分の中ではYouth Theatre Japanの主催するミュージカル作品が世の中にもっと認知され、
ロングラン公演などでいろいろなお客様に見て頂き、ミュージカルと言えばこれ!と思っていただける目標がやっぱり1番だ!と思いながら業務をしていました。

何を目標にすべきか、いつの達成を目指すのか、なぜその目標にするのかと言う事を念頭に置きながら18期この1年間もどうぞ宜しくお願いいたします。


ご拝読いただき、ありがとうございました。