ありがとう前十字靭帯。

広報本部
黒田純子
2021-07-14

今年の2月に人生初の膝の前十字靭帯手術を受けました。

今回手術に至った経緯は、かなーり昔になるんですが、簡単に言うと故障ギリギリで使っていた膝が、ついに故障してしまいもう機能しなくなった。という感じです。笑

ちょっとリアルな話で気持ち悪い人もいるかもしれないですが、膝の中の伸びきった靭帯を取り除き、そこに膝後ろのけんを切って骨をくり抜きボルトで腱を止めそれを再建させるといった大掛かりな手術でした。

入院2週間。

それから毎日リハビリで通院。

ガラッと生活は変わりました。

そして、YTJに入社したのが4月。

まだ、リハビリ途中の足にガッチガチの装具をつけて出勤していたのを遠く昔のように感じます。笑 今でも週1のリハビリに通院していますが、神経が敏感らしく、自主トレや日々の生活に痛みがでるので神経を麻痺させる薬を飲み、事務所の椅子にゴムバンドをつけて密かに筋トレしながら仕事してます。笑

手術から半年たち、おかげさまでスタスタ歩けるようになりました!今後の目標は、長距離マラソンを走る事です!^_^

ここからは長いですが、時間があればお付き合いください!

中学生の時、バイクとの衝突事故から右膝にひびが入りそこから右足をかばうようになりました。ダンスの練習や舞台の稽古に明け暮れていた青春時代。

ずっと稽古をしていると右膝が痛むようになり半月板損傷と診断され、そこからはダンスを禁止されたのですが、筋肉をまわりにつければなんとかダンスはできると言われ水泳や筋トレをしながら、稽古してました。その時通っていた、稽古が大変厳しく、どんどん生徒が辞めていくという現場でした。

ただ、自分の限界を超える事を何回かすることで成果や実績も上がり、どんどん成長している自分が実感できました。

そこからプロのエンターテイナーの世界へ。膝の問題を抱えたまま、プロの世界に進むようになり膝の痛みを忘れるくらい楽しくて、毎日全力でショーに立ち、涙してくれるお客様や夢を持って帰る子ども達、全力で楽しんでいるお客様をみると本当にやりがいがあるお仕事でした。

そして、子ども達と関わる仕事につき、そこでも子どもとたくさん遊んだり、たくさんジャンプしたりといろんな遊びを提案したり、自分の良さが発揮でき素敵な仲間がいる良い職場でした。

プライベートでは、旅が好きで、ヨーロッパ、アメリカとリュック一つでどこでも飛んでいけるフットワーク軽い女子になっていました。笑笑
そこでもたくさんの人との出会い、素敵な文化に触れたり美しい絶景に惚れ込み、旅は私にとって欠かせないものとなりました。

長々と書きましたが、、、笑笑

全ては健康な身体があったから、右膝が頑張ってくれたから。涙

ありがとう右膝。ありがとう靭帯。

自分の身体の中の事って、普通に生活していたら、何も思わないんですが、一つ欠けたり、動かなくなったらこんなにもちがうのかと、こんなにも普通が幸せなのかと、、、手術して本当に感じました。



ただ、この経験をしたからこそ、皆さんに伝えられることがたくさんあります。


これから、直リハ、本番などが続き忙しくなるとは思いますが、そんな時こそ体調やケガにはくれぐれも気をつけて、穏やかになることを心がけて、、、みんなで頑張っていけたらなとおもいます。

ちなみにまだヒールははけません。笑


長文失礼致しました。いつもありがとうございます😊