引退とは・・・

広報本部
山下大輔
2021-10-28

いつもありがとうございます。
本日は、一度タイトル内容について考えるきっかけがつい最近あったので、書きたいと思います。

皆様も今までに自分自身及び周りの人もしくはあこがれの人などで
『引退』の2文字を体験したもしくは目撃したことはあると思います。

つい先日、高校生のスポーツの試合で、高校生が試合が終わった瞬間、
号泣。それにつられて周りも号泣。最後には監督も号泣というシーンに
出会うことがあり、いろいろ考えさせられるいい機会となりました。

引退とは、次のスタートという人もいれば、やり切った一つのゴールという人。
様々考え方はあると思います。自分自身も、部活の引退試合がすぐによみがえりました。

振り返ると、勝敗が決まるスポーツだと敗北による引退と一線から退く引退、
この二つかなと思います。特に敗北による引退は、自分自身でもそうですが、
人生においても一つのターニングポイントになることは間違いないと思います。

私自身、以前から述べている通りスポーツの審判をしており、シーズン的に
今が本当に多くの引退者を見届ける最後のレフリングをすることが多くあります。
その場に入れる幸せと、責任感そして緊張感、本当に何とも言えません。
もしかすると、自分自身の判断で勝敗が変わり、引退になるケースもあります。

引退の時に一番感じたこと及び引退する人を見届けるときに感じたことは、
実は共通して一つでした。『感謝』に満ち溢れていることです。
人は、一人でできることはありますが、一人ではすぐに限界を迎えることが
多くあると思います。私は、チームスポーツを行っていたので、その視点が
非常に強いです。正しいかどうかはわかりませんが、特に自分自身の経験ではなく、
引退の場に居合わせた際に、多くの子どもたちは泣いていることが多い中で、
泣きながらも「ありがとうございました!」「楽しかったです!」など、
レフリーに伝えてくることが実は、意外と多くあります。

その時いつも思います。子どもってすごいな・・・
子どもはまだまだどこか子どもとみてしまうことがありますが、そんなことはなく、
一人一人が周りを見ながら行動する、そして感謝の気持ちを忘れない。
いろんな指導を受けていると思いますが、引退の二文字を突き付けられても
感情的になっていたとしても、感謝の気持ちは忘れないのは本当にすごいなと
いつも学ばせてもらっています。本当にそんな場にいれることに感謝の気持ちでいっぱいです。

YTJの基本理念・行動指針の中にもありますね。
「感謝の気持ちを忘れずにそして感謝の気持ちを常に伝える」
本当に良い言葉であり、実践することはとても意義があることだと思います。

今回、「引退」というキーワードをもとに改めて考えましたが、本当に大事なことは
このような契機がなくとも、常に感謝の気持ちは忘れてはいけない。そして、常に伝えることは
本当に大事であり、今後もしっかり自分自身の根っこの部分で持ち続けて、行動していきたいと
強く感じました。

今回の投稿は以上です。
これからもよろしくお願いします。

最後に、今年はプロ野球界で多くの著名人が引退してしまいましたが、
松坂大輔が引退してしまったのは、私にとっても松坂世代という一つ上の先輩世代が
終わる少しさびしさも感じる一方で、そんな年齢になってきたんだなとも実感する
今日この頃でした。

長文失礼いたしました。
ここまでお付き合いしていただきました皆様、ありがとうございます。